精神分析家「北山修さん」の本の中の一節、、
数字に巻き込まれちゃいけない。すくなくともカウンセリングをやろうという人たちは。相手は1人です。1人を感動させればイイんです。
この言葉は芸術にもいえるのではないでしょうか。この気持ちが作家の心の奥になければつまんないと思うのです。結果、どんなに売れようが、売れまいが、、
本の中で現代は「裏が無くなってきている」とありました。心の裏、、裏にあったものがどんどん表に出てゆく。こういう文章も以前なら裏にあったものですが、自分でこうして表にだしているわけです。
絵を描くことは「心の裏」を形にすることです。芸とは裏の世界を表に「素敵な形」として出すことだと思います。
誰にも裏腹な心があり、その心と付き合って生きている。やっぱり人っておもしろい。だから少しばかり腰を据えて人と話す時間を持ちたいなあと思うのです。
人も、芸術も、感動したいから知りたくなるのです。