2011年8月3日水曜日

西荻かおあわせ展

ギャラリーオーナー自ら暖簾を作って下さって感激です。とてもお洒落な雑貨ギャラリーにいまだけかかっております。


たまたま入った西荻窪にある「ギャルリーノン」というお店で、少しだけ店主とお話をさせてもらったら、それからしばらくして「ウチで展覧会しませんか?」と連絡をもらい、これもなにかの縁だからとお請けさせていただきました。 

お店の一角のスペースの壁と棚にはボクの似顔切り絵といぬんこの紙モノ雑貨が並んで、にぎやかな縁日の出店のようです。ボクの切り絵のモデルは西荻の街でお店を営む40人ほどの人たちです。この企画が良かったのでしょう。お店の人の紹介で来ました、、と見にいらしたお客さんが多いのが嬉しいです。 

「東京」が相手だと思うと面倒臭くなりますから、こうして地域の中へ入っていく方がボクには合っているのだと思います。おかげで街に知合いも増えてきました。いろんなお店に知合いができることは生活を楽しくさせます。 

今日は1人の女性の切り絵をさせてもらいました。その人は仕事帰りで疲れているのだと言いました。出来上がった切り絵を見て「似顔絵でたまにある、顔の中で嫌だなと感じる所は表現せずに、嬉しくなるような表現をしてくれて、、ありがとう」と声をかけてくれました。 

顔を似せることは簡単ですが、喜んでもらうには、それなりに相手の何かを読み取ることが必要となります。顔はみなが一番気にかける場所です。顔には大切な何かが表現されているから、みなが興味あるのだと思います。 

じっと見ていると顔は数秒ごとに変化してゆきます。 
静かな顔を切り取りたいと思います。 

青空亭「西荻かおあわせ」展は今週末の7日まで開催しています。土曜日日曜日は終日、ボクが切り似顔絵をしています。土曜日の3時頃にはなんらかのパフォーマンスをします。遊びにきてくださいね。